Q : 今回は改めてイベント「足音」に関して、
オーガナイザーの浦上雄次さん(SUJI TAP)とお話ができればと思っています。宜しくお願いします。
浦上雄次 : 宜しくお願いします。
Q : 改めてですが、足音はどのような内容のイベントなのでしょうか?
浦上雄次 : 毎週木曜日、20:00にオープン、21:00頃からセッション。
パーカッショニストと、キーボード奏者の演奏(構成に変更はあり)と、タップダンサーが、
即興でタップダンスセッションを行います。小休憩をはさみ22:00頃から2回目のセッションを行います。
他の時間は、皆さんお酒を飲んだり、談話したり、タップダンサーはタップを踏んだりしています。
タップダンサーがミュージシャンと即興的にセッションを行う、
それを来てくれたお客さんが観覧できる。それが「足音」です。

Q : 気軽にタップダンスを観れる環境がここにはありますよね。
興味がある方にはダンサーでなくても是非見に来てほしいと思います。
浦上雄次 : セッションの内容はほとんどが即興なので、その瞬間によって色んな事が起こります。
技術があるダンサーでも全然ダメなステージになることもあるし。人間らしさが凄く出ます。
その人のレベルに合った演奏時間を決めていくのも進行役である自分の役目ですね。
MCで繋いだり、曲を途中でカットしたり(笑)そうやって全体をまとめていきます。
あとは振り付けを踊ってくれる人も中にはいます。そういう全ての人を受け入れて足音のステージは成り立っています。
自由にセッション出来る人はミュージシャンやお客さんと一緒になって盛り上がれますから、そういう時はその人に委ねています。
その瞬間良いステージだったかどうかは「会場にいる全員で決める」という感じですね。

Q : シビアといえばシビアなステージですね。
浦上雄次 : 足音も4年続いて、もう5年目なんですが、
ダンスの根本的な良さを損なわないようにしたい、という想いを前提に続けているんです。
ダンスを踊る上で根本的に大事なのは精神的な部分であって、
ダンサーは現場においては常に自分との戦いだと思っています。
Q : そんな即興的なステージが終始繰り広げられているんですね。
浦上雄次 : 毎週繰り広げられていますね。死闘が繰り広げられています(笑)

Q : タップダンスに興味ある人は本当に来てほしいですよね。
浦上雄次 : そうなんです。
タップダンスを見たことない人には、まず絶対見てほしい。
タップダンスってどこへ見に行くのか?どこで行われているのか?っていう問い合わせを良く耳にするんです。
広い舞台でやって、お客さんが客席で見ているっていう「公演」はよく行われていると思うんですが、
至近距離でタップダンスを感じれる場所。そして毎週やっている場所。そういう場所はここ、足音しかない。
地方から来てくれる人もいるし、アメリカとかアジア近辺からわざわざ来てくれる人もいるぐらいなんで。
Q : 海外の著名なダンサーは殆ど…
浦上雄次 : …そうですね。来てますね。海外の有名なタップダンサーは大体。
Q : 日本だけではなく世界のタップダンサーにも根付いているとも言えるかもしれないですね。
浦上雄次 : とは言っても、タップダンスにも色々なスタイルがあって色々な方がいるんで、一概には言えないですが、「リズムタップ」というものをやりたいと思う人は、大体興味を持ってくれていたり、来てくれていたりしているのではないかと思います。
Q : 回数も、もうかれこれ200…
浦上雄次 : 221回ですね! (2011.12.25現在)

Q : 凄い!継続の力とはこのことだと思います。
…今後の足音の展開については何か考えていることはありますか?
浦上雄次 : 足音は、ダンサー同士の向上を目的とした場所でありたいというのは根本的にあるんですけど、
一般の(ダンスに触れていない)方に、もっともっと触れて欲しいと思っています。
これは足音に限らず、タップダンス全般にも言えることなんですが。
それを目標として2012年からもっと展開していきたいなと思っています。
Q : 4年前に始めた時もやはり同じコンセプトでしたよね。
浦上雄次 : そう。来年で5年なんで改めてっていうわけではないですが。
振り返ると、手探りな4年間だったなぁ、という気持ちです。
その中でもタップダンサーが一緒に頑張ってきてくれたことや、
ANCEの根本的な姿勢が自分達と重なって、こういう4年間を過ごしてこれてはきました。
ここまで来て、次はどっちに進もうかと考えた時に、
タップダンサーの中だけで消化せず、
自分たちの新しい提示としてこの場所を色々な方に見てもらいたいなっていう気持ちが更に強くなっています。
この先10年、15年、20年と、それこそ自分が死ぬまで追い続けたい目標でもあります。

Q : アンダーグラウンド…っていう言葉も様々な捉え方があると思いますが、
本当に素の自分達って、こういう場所でしか出せないのではないかと思うんです。
広い舞台では、観る方を意識した作品を発表するのが主だと思うのですが、
ここは「素」のタップダンサーが観れる。それこそダメなところも。
そこがこのイベントの面白いところで。
浦上雄次 : そうですね。そのアンダーグラウンドな部分が好きな人は必ずいると思っています。
先ずは来てもらって体感してもらうってことが一番だと思います。
ANCEではタップダンサー以外の方も集まるので、そういう方達にも是非来てほしい。

Q : タップダンサーが集まる場所なので、誰かがライブを行うとか、海外からタップダンサーが来日するとか、
タップダンスに関する情報はよくこの場所に集まってきますよね。
浦上雄次 : そうですね。「タップダンス」に関する事をこの場所から発信できていければと思います。
Q : これからも更にこの場所が成長できる様願っています。そしてこれからも応援していければと思います。
本日はどうも有難うございました。
浦上雄次 : 有難うございました。
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TAP DANCE SESSION 「足音」
Every Thursday
open 20:00
close 24:00
fee
1,000yen
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